ホワイトデーに贈る物

[月志]やっぱり定番は白濁液だよな。

[シンオウ]ほう、日本での定番はすごいな。

[月志]ダメだ、コイツにツッコミを期待した俺が馬鹿だった！

[シンオウ]何！？ボケだったのか！？

[月志]ボケ！？ボケだと！誰がボケだこの野郎！

[シンオウ]む？むむ？

[月志]そのボケじゃなくて！とかさぁ。

[シンオウ]くっ…というか、一国の王にツッコミなどさせるな。

[月志]一国の王がみんメイに出てる事がまずどうなんだよ。

[シンオウ]ふっ、では改めて名乗らせてもらおう。我は…

[月志]詳しくは建国記念の日の回を参照で。

[シンオウ]キ、キサマ！

[月志]んで、何しに来たんだよ？

[シンオウ]ん？あ、あぁ…。ほれ、バレンタインデーの時に貰ったわけだしな、何か返さんとならんのだろう？それで、何を贈るのが良いか相談に、な。

[月志]やっぱり定番は白濁液だよな。

[シンオウ]ほう、日本での定番はすごいな。いや待て、このやり取りは先程したばかりではなかったか？

[月志]ツッコミのキレが悪いんだよなぁ。

[シンオウ]だから、俺にツッコミをさせるな！

[月志]んーと真面目な話、好きなら飴、可も不可もクッキー、嫌いなやつにはマシュマロ、じゃなかったかな。

[シンオウ]ほう、贈る物で意味合いが違うのか。

[月志]まぁ、最近はあんま関係ねぇけどな。あと、マモリは間違いなく白濁液で喜ぶけどな。

[シンオウ]石膏で良いか？

[月志]それはそれで「私の石膏像をいつでもそばに置いておきたいという事ですね！」ってノリノリだぞ。

[シンオウ]無敵かあいつは…。

[月志]ところでさぁ、なんで今ホワイトデーの話？

[シンオウ]おいおい、今日は何の日だと思っているんだ？

[月志]お前こそ、今日が何の日と思ってんだよ？

[シンオウ]ホワイトデーだろう？

[月志]んなわけあるかよ、今日は春分の日じゃわ。

[シンオウ]…え？

[月志]まぁ、何するか考えてなかったから、助かったっちゃあ助かったんだがな。

[シンオウ]なぁ…なら、ホワイトデーは…？

[月志]1週間前だな。ほれ、俺がお前のとこに行った日だよ。

[シンオウ]あ、あの時か！？

[月志]カンリ達から貰ったからな。

[シンオウ]お前！教えてくれればよかっただろうに！

[月志]いや、日にち知らんとは知らんし。

[シンオウ]ぐぅ…これでは…王たる俺が…バレンタインのお返しすら出来んと…。

[月志]いや、素直に遅れてすまんって言って渡しとけよ。

[シンオウ]マモリにだけはすまんなどと言いたくない…。

[月志]知らんわ。

[シンオウ]そうだ、これをホワイトデー前日の話として…

[月志]という事で本日は3月21日！春分の日でしたー！

[シンオウ]き、貴様ぁぁぁあっ！！！